基本的な身体の構造と働きを学びます。
アロマセラピーだけでなく、いかなる代替療法を行う上で非常に大切な知識です。
通学クラスでは規定50時間となっており、解剖生理学の基盤をしっかりと身につけます。
すでに解剖生理学の知識があるかた(国家医療従事者、CIDESCO、IFR 他)、免除に準じる方は、授業免除となります。
IFAのカリキュラムという枠を超え、どのような療法を行う上でも役立つ内容の授業を展開いたします。
国家医療従事者の方々も、国家試験を受験したときとは切り口や学習方法が違うということで、再度受講する方も少なくありません。
また2012年度より、病理学が別枠15時間設置され、解剖生理学で学んだ知識をさらに臨床で活用できるように知識を広げていきます
講義方法は、身体のシステム毎に解説していきます。
全てのシステムは連係プレーをとって働いており、アロマ上級概論に進んだ方は、精油を解剖生理学の視点から見ていき、精油が身体と心にどのように働きかけるかを理解します。
◆ 消化器系:
解剖図、口腔、食道、胃、十二指腸、膵臓、肝臓、胆嚢、小腸、大腸、
各種消化酵素、栄養学、内分泌機能とのかかわり、自律神経、phについて他
◆ 泌尿器系:
解剖図、腎臓の構造と各名称、働き、ネフロン、循環器との関わり、尿の形成、
構成成分、血圧との関係他
◆ 呼吸器系:
解剖図、気管、気管支、細気管支、肺、肺胞、循環器との関わり、神経系との関わり、呼気吸気、内呼吸、外呼吸 他
◆ 循環器系:
解剖図、心臓の構造、働き、血液循環の種類、血管(動脈、静脈)、血液の構成成分、血球の働き, 免疫機能、リンパ系 他
◆ 内分泌器系:
解剖図、ホルモンとは、脳下垂体、視床下部、松果体、甲状腺、副甲状腺、膵臓、副腎、生殖器, 月経周期 他
◆ 脳神経系:
解剖図、中枢神経、末梢神経、運動神経、知覚神経、自律神経、大脳、小脳、
脳幹、脳を守るしくみ、ニューロン 反射弓 他
◆ 細胞・組織:
解剖図、細胞の構造と働き、骨と筋肉の種類、作り、機能、組織の構造と働き 他
◆ 皮膚生理学:
表皮5層の働き、真皮2層、皮下組織、汗腺の種類、毛穴の構造、皮脂腺、
皮膚の7つの働き, 特殊皮膚細胞、いかに精油が身体の中に浸透していくのか?
神経系、循環器系、内分泌との関わり 他
◆ システム別 病理学